美容室に行く頻度はどうやって決める？タイミング決定のポイント

 

美容室に行くタイミングは当然ながら人それぞれであり、

レディースとメンズでも違うものです。

もちろん、みんな髪型に対する好みや価値観が違うため、

行くべきタイミングが決まっているわけでもありません。

ですが、自分なりに美容室へ行く頻度やタイミングを決めておいた方が、

ベストなヘアスタイルをキープできます。

 

 

頻度を決める3つのメニュー

美容室には数多くのメニューがありますが、行く頻度を決めるためのポイントとなるのが、

「長さ」「パーマ」「カラーリング」の3つです。

 

1.長さ

人間の髪の毛は、1ヶ月に約1㎝ほど伸びていきます。

1㎝と聞けば、たいしたことのない長さのように感じますが、

髪の毛が1㎝伸びただけでも髪型のシルエットやフォルム、雰囲気に影響を与えるものです。

ショートヘアやボブカットヘアの場合、

髪が少し伸びるだけでも全体的なシルエットが崩れがちなため、

1〜1.5カ月を目安に美容室へ行くことをおススメします。

ミディアムヘアやセミロングヘアなら、毛先の傷みが気になり始める2〜3ヶ月が目安です。

ロングヘアなら、毛先の傷みがどんどん目立っていくため、

さほどシルエットの崩れが目立たなくとも、3〜4カ月に1回程度は美容室へ行きましょう。

 

2.パーマ

パーマも時間の経過とともに、とれてしまったり全体的なフォルムが崩れてしまいます。

頻度は1.5〜2カ月程度が目安ですが、

パーマは個人の髪質によって持ち具合が大きく異なるものです。

自分の髪質について理解し、かけ直しや調整のタイミングは、

美容師と相談して決めるのがいいでしょう。

 

3.カラーリング

カラーリングも、カットと同じような頻度で行くのがベストです。

当然ですが、カラーリング後にも新しい髪の毛が伸びてくるため、

前髪やトップの色の違いが気になる時には、

根元だけカラーリングできる「リタッチ」がおススメです。

リタッチをすればスタイルをキープできますが、

2か月以上経過すると全体的なカラーのバランスも崩れてくるため、

もう1度カラーリングをやり直す必要があります。

 

 

美容室へ行くべき時

美容室に行くタイミングを決めるのは、あくまでも自分自身ですが、

「行った方がいい」時もあります。

 

1.ダメージが気になる

髪の毛のダメージが気になる時や目立つときは、

できるだけ早く「美容室へ行った方がいい」時です。

傷んだ髪の毛は、それだけでいい印象を与えないどころか、

清潔感に欠けるイメージを抱かせてしまいます。

またダメージを放置してしまうと、薬剤の浸透率を悪くしたり、

思うようなヘアスタイルが実現できなかったりと、悪影響を与えるものです。

 

2.髪型を変えたい

現在の髪型をキープするためではなく、髪型を変えたい時も美容室へ行くタイミングです。

特に今までとは全く違う髪型に変えてみたい時には、

その髪型や髪質が自分に似合っているか、プロのアドバイスが必要となります。

 

 

頻度を決める時の注意点

美容室へ行く頻度を決める際には、注意するべきこともあります。

 

1.パーマとカラーの同日施術

パーマとカラーは使用する薬剤によって、同日に施術できないことがあります。

医薬部外品の薬剤は、同日に施術することができませんが、

髪の毛へのダメージが少ない化粧品タイプの薬剤なら、同日の施術が可能です。

ただ、髪が受けるダメージを考えると、できるだけ別日に施術を受けることをおススメします。

 

2.白髪染め

同じヘアカラーでも、カラーリングと白髪染めは配合される薬剤が違うため、

美容室へ行くタイミングにも多少の違いが出てきます。

生えてくる白髪の量や髪質を考えて決めるのがベストですが、

暗めの色の白髪染めなら地毛との違いが目立ちにくいため、

2カ月に1度くらいの頻度でもキープできます。

 

 

まとめ

美容室へ行くタイミングを決めるのは意外と難しいものですが、

長さ、カラー、パーマのメニューをポイントとして考えると

頻度やタイミングが必然的に決まってくるものです。

ベストタイミングで美容室へ行き、日常的なお手入れも実践できれば、

美しくきれいな髪をキープすることができます。