毎日のケアで髪をいたわりながらおしゃれなヘアカラーを楽しもう

 

ファッションを楽しむように、髪型や髪の毛の色も自由に変えて、

自分らしさをアピールする時代です。

自分で好きなように染める人もいれば、美容室やサロンに出向き、

専門家の手によって染めてもらう人もいます。

美容室やサロンで、髪の毛をいたわりながら

自分の望む髪色に染めてもらうためのポイントについてみてみましょう。

 

 

ヘアカラーの目的

美容室やヘアサロンでは様々なメニューが用意され、

私たちの髪の毛を美しく仕上げてくれますが、中でも多くの人が利用するのがヘアカラーです。

髪の毛を染める理由は人それぞれ異なり、自分の元々の色とは違う、

おしゃれな髪色に挑戦したくて染める人もいれば、白髪を隠したくて染める人もいます。

若い世代ほど、ファッションの一環としてヘアカラーを取り入れ、

中年世代になるほど白髪をフォローするために、ヘアカラーをする人が増えるものです。

年齢を重ねるごとに現れる髪の変化に合わせ、ヘアカラーをする目的や理由も変化していきます。

 

 

美容室で染める頻度

多くの人がヘアカラーを楽しんでいますが、残念ながら1度施術を受けたら、

その髪色が永遠に続くというわけではありません。

では、どれくらいの頻度でヘアカラーをしたらいいでしょうか。

 

1.髪の毛全体の色合い

ヘアカラーは、施術直後の状態をいつまでもキープすることができません。

施術を受けてから時間が経過すればするほど、褪色していきます。

そのスピードは、染めた色が明るい色であればあるほど速くなるため、

染めた色合いを重視するなら、数週間から1ヶ月後にまたヘアカラーをする必要があります。

 

2.新しく生えてきた毛の根元

人間の毛髪は、1ヶ月で約1㎝〜1.5㎝ほど伸びると言われています。

そのためせっかくヘアカラーをしても、新しい毛髪が生えてくれば地毛の髪色で生えてくるため、

またヘアカラーをやり直す必要が出てくるのです。

新しく生えてきた毛の根元部分だけヘアカラーする「リタッチ」なら、

約1.5〜2か月後を目安にヘアカラーをする必要があります。

 

3.ダメージ

ヘアカラーは、特別な薬剤を使って染めていくため、髪の毛はある程度のダメージを受けるものです。

髪の毛が受けたダメージを考え、ケアすることを重視するなら、

できるだけヘアカラーの頻度を抑えるようにします。

リタッチで根元の毛の色を調整しながら、数回に1回の割合で全体的にヘアカラーをやり直すと、

髪のダメージを減らすことが可能です。

 

 

ヘアカラー後のケア

ヘアカラーをした後は、その染め上がりの美しい状態を少しでも長くキープするためのケアが必要です。

 

1.シャンプー

シャンプーをする際には、必要以上にゴシゴシと擦らないことがポイントです。

シャンプー前はもつれをほぐしておき、手のひらで泡立てた泡をたっぷり使い、

髪の毛同士の摩擦を減らして洗います。

 

2.トリートメント

ヘアカラー後はトリートメントをすると、薬剤で傷んだ髪をいたわり、

美しくツヤ感のある髪をキープすることができます。

美容室やサロンでするヘアカラーの場合、

トリートメントまでがセットメニューとなっていることも多く、カラー後の髪をフォローしてくれます。

自宅でトリートメントする場合、洗い流さないタイプのトリートメントがおススメです。

 

3.濡れた状態で放置しない

髪の毛は、濡れた状態でいると絡みやすくなります。

ヘアカラー後に濡れた状態で放置すると、髪の毛同士が絡み合い、

互いのキューティクルを傷つけてしまうのです。

濡れた状態で放置し、そのまま就寝するのは避けましょう。

 

4.完全に乾かさない

ドライヤーなどで乾かす時には、完全に乾く少し前でやめることがコツです。

ドライヤーの熱により、急激に水分が奪われてしまうと、髪の毛は傷みやすくなります。

 

 

まとめ

ヘアカラーは、女性の髪を美しく魅せてくれるものです。

ヘアカラーを楽しみつつ、髪の毛の美しさを長持ちさせるためには、

それなりのケアも必要とされます。

ヘアカラーをする頻度も大事です。

髪の毛のことをよく考えて美容院へ行く時期を決めると、

ダメージを最低限に抑えることができます。