髪のお手入れについて②

 

前回に続き、正しい髪のお手入れ方法についてご紹介します。

 

 

髪を潤す

正しいシャンプーの方法が分かったら、次は髪を潤わせることが重要となります。

シャンプー後の濡れた髪の毛はキューティクルが開いているのでトリートメントが染み込みやすいのです。

 

コンディショナーは外側を集中補修

コンディショナーには、髪の表面を油分でコーティングして摩擦などの外部刺激から保護する役割があります！

シャンプー後は、髪を軽く絞ってコンディショナーを手のひらで伸ばしてから、

ダメージの大きな毛先を中心にも見込むようにつけましょう。

外側からケアすると良いですよ。

髪全体にのばしたら、1～2分置いてからぬるま湯でしっかりと洗い流してください。

 

トリートメントは内側を集中補修

ダメージを内側から補修してくれるトリートメントも使用してケアをしましょう。

トリートメントを適量を手に取り、毛先から根元に向かってなじませていきます！

目の粗いくしでとかすことで、全体に均一になじませられますよ。

髪にトリートメントを押すようにして、内側の髪にもしっかり浸透させることが大切です。

 

トリートメントは週に3～4回

いくらツヤが出るからといって、量や頻度を守らなければ逆に髪に強すぎる刺激になることもあるので注意しましょう。

トリートメントは週3～4回を理想とし、適量を守って使用しましょう。

 

 

髪を育てる

髪を外側からもしくは内側からケアするのも大切ですが、きちんとした髪を育てることも大切です！

食事や睡眠といった生活習慣から見直していきましょう。

 

充分な睡眠時間の確保

十分な睡眠時間が確保できていないと、身体の新陳代謝に支障をきたしたり、血流が悪くなってしまいます。

適切な頭皮環境を整えるためには、しっかりとリラックスして、十分な睡眠、良質な睡眠をとることが必要です！

一方で、血流を良くするために睡眠と同時に適度な運動も行いましょう。

 

バランスの良い食事

髪の生育に必要な、ビタミン類、亜鉛、タンパク質などを積極的に摂取しましょう！

バランスの良い食事と適度な運動は、血流が良くなり、

髪の毛の生成に必要な栄養素が髪の先端にまで行き渡ります。

 

 

髪を整える

シャンプーやコンディショナー、トリートメントなどで髪を洗ったり補修したりした後は、

髪の毛を整えることが大切です！

 

まずはしっかりタオルドライ

髪が濡れたままでは、ドライヤーの熱で余計に傷みやすくなってしまいます。

タオルドライは、やさしく髪を包み込むように行いましょう！

髪を擦ってしまうと摩擦でダメージの原因になります。

ゴシゴシとこするのではなく、優しい素材のタオルで、しっかりと水気を取ってください。

タオルドライをしっかり行うことで、

その後のドライヤーの時間を短縮させることができ、熱によるダメージも軽減できますよ。

 

摩擦のダメージを防ぐため洗い流さないトリートメントをつける

髪をドライヤーの熱から守ったり、髪本来の輝きを取り戻すために有効なのが、洗い流さないトリートメントです！

洗い流さないトリートメントは、タオルドライした髪の毛にしっかりとなじましょう。

傷みやすい中間から毛先は特に注意して揉み込むと良いですよ。

 

ドライヤーは20cmほど離して使用する

ドライヤーの熱は髪に刺激になるので、ドライヤーは髪から20㎝程度離して使用しましょう。

一か所に当てる時間は20秒以内とし、根元を中心に乾かしていくと良いですよ。

前髪の根元、髪全体の根元、最後に毛先といった順に乾かしましょう。

濡れた髪の状態が長くなると、パサつきやすくなったり、

摩擦で傷みやすくなったり、頭皮が臭ったりなどの原因になるので注意しましょう。

髪が8割ほど乾いたところで、温風から冷風に切り替えて風を当てていきます！

冷風を当てて乾かすことで、開いてしまっている髪のキューティクルが引き締まり艶が出てくると言われているのです。

この少しの手間が、仕上がりに差をつけます！