冬のフケの原因と対処法②

 

冬のフケを改善するためには乾燥を防ぐ！

冬のフケは乾燥によるターンオーバーの乱れや、血行不良などが原因で増えやすくなります！

冬は暖房を使うことにより、部屋も乾燥しやすくなりますが、

フケを減らすためには、乾燥を防ぐのが大きなポイントとなります。

 

 

シャンプーは低刺激のものを選ぶ

使っているシャンプーでフケが出たり、悪化したりする場合があります。

洗浄力が高い、刺激が強いシャンプーは必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥がさらに進行することも。

フケを治すためには洗浄力が低く、低刺激のシャンプーを選ぶことが大切です。

シャンプーを変えて頭皮環境が改善されると、フケの量が減る場合もあります！

冬以外の季節でもフケが出る方は、一度使用しているシャンプーを見直してみましょう。

 

髪は指の腹で優しく洗う

髪を洗い過ぎると水分や油分が奪われ、頭皮が乾燥してしまいます。

シャンプーは1日1回以下にし、改善しない方は2日に1回は髪をお湯だけで洗って様子を見ましょう。

髪を洗う際は爪を立てず、指の腹で優しくマッサージするように髪を洗うことで頭皮への刺激も抑えられますよ。

また、シャワーについては前述した通り、38℃前後のお湯が適しています。

 

シャンプー前はブラッシングをする

シャンプー前にブラッシングをすることで、

毛穴に溜まった皮脂や頭皮の汚れなどが取れやすくなり、フケの改善につながります！

汚れを事前に落としておけば、シャンプーの泡立ちが良くなり、髪を洗う時間も短くなります。

ブラッシングは頭皮のマッサージとしてもおすすめで、

血行促進の効果が期待でき、フケ予防にもつながりますよ。

 

頭皮マッサージで血行を促す

シャンプー時やお風呂上がりに頭皮をマッサージすることで、血行の改善が期待できます。

頭皮の血行が促進され、ターンオーバーの改善にもつながります！

道具を使わず、シャンプーをする際にも出来るのでおすすめですよ。

フケを減らすため、入浴時の習慣にしてみてください。

 

・頭皮マッサージのやり方

①指を広げて手を『パー』の形にして、指の腹を頭皮にあてる

②頭皮を前後左右にゆっくり動かす

 

ドライヤーを正しく使用する

いくらシャンプー選びや洗髪に気を付けていても、

ドライヤーの使い方を間違っていればフケが出やすくなってしまいます。

髪が濡れたままだと風邪をひきやすいため、丁寧にドライヤーを当てる方も多いかもしれません。

しかし、ドライヤーの熱を当て過ぎることで頭皮が乾燥し、

髪や頭皮に必要な水分まで奪ってしまい、乾燥を招きます。

そして、乾性フケが発生しやすくなるのです。

ドライヤーを正しく使用して、フケを防ぎましょう！

タオルドライの際は髪を強くこすらず、優しく頭皮を拭いてくださいね。

 

・ドライヤーの使い方

①タオルドライをしっかり行う

②ドライヤーは頭から20～30cm離して当てる

③根本から乾かす

④空いている手で髪を揺らし、ドライヤーは常に動して乾かす

⑤8割程髪が乾いたら冷風を当てて乾かす

 

 

オイルやローションで頭皮を保湿する

冬のフケは乾燥が大きな原因となります。

オイルまたはローションを使用して、頭皮を保湿することでフケの改善が期待できますよ。

シャンプーの前にオイルやローションを塗る場合は、次のように使ってみてくださいね。

・頭皮をマッサージするように塗る

・3～5分程時間を置き、シャンプーする

シャンプー後にオイルやローションを使用する場合は、タオルドライした後に塗るのがおすすめです！

髪を保護してドライヤーの熱から守り、乾かした後も保湿してくれますよ。

フケ対策には、椿オイル、ホホバオイルなどの頭皮に優しい植物性のオイルや、

頭皮用のローションがおすすめです。

乾燥しやすい冬、顔や腕などを保湿するように頭皮も保湿してあげることが大切です。

 

 

加湿器などで部屋の湿度が下がるのを防ぐ

暖房を使用する冬は、湿度が低くなっていることが多いです。

湿度が低いと部屋が乾燥し、頭皮も乾燥しやすくなります！

頭皮には60～65%程の湿度が適しているため、

加湿器などで湿度が下がるのを防ぐことが大切です。

頭皮が乾燥することでフケが出やすく、湿度が低い所で過ごして乾燥がさらに進むと、

かゆみや頭皮のひび割れ、抜け毛などを引き起こす可能性もあるのです。

頭皮や髪のトラブルを防ぐためにも、部屋の湿度を下げないように注意しましょう。